場所: 県庁 1405会議室(14F)
河川課: 課長、担当課長、リーダー、その他2名
自然環境課:2名
森の都愛鳥会:代表、顧問、他1名
日本野鳥の会石川:対策委員長、事務局、代表、他3名
河川課: 課長、担当課長、リーダー、その他2名
自然環境課:2名
森の都愛鳥会:代表、顧問、他1名
日本野鳥の会石川:対策委員長、事務局、代表、他3名
本日1/21は、昨年12月17日に提出した「質問書」の回答を聞く会議であった。
文書による回答はなく、口頭であった。その理由は、文書では表面的になるため
文書による回答はなく、口頭であった。その理由は、文書では表面的になるため
話し合いにより理解を深めたいとのこと。(河川課課長:談)
1.右岸掘削整備についての経緯
<河川課>
・ 2006年の掘削整備は、2005年(平成17年)の「犀川水系
河川整備計画」
に基づくもので、整備計画に150mと明記されている。
に基づくもので、整備計画に150mと明記されている。
・ 治水安全性を上げる必要があり、右岸工事は段階的な整備によるものである。
・ 右岸整備により、左岸の掘削整備が不要になったとは言ってはいない。
・ 右岸整備により、左岸の掘削整備が不要になったとは言ってはいない。
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<対策委員会>
*森の都愛鳥会の顧問であるH氏は、2006年に左岸の掘削整備が不要になったと
聞いている。その証拠が旧右岸であった堤防の存在である。
◎河川課=2006年の工事では左岸は触らないが中止ではない
◎本間氏=今後左岸は触らない
・・・・コミュニケーション不足で齟齬が生じたのではないかとも思われる
2.犀川下流域の河川整備工事について
<河川課>
・ 工事名称は、「2級河川 犀川広域河川改修事業」である。
・ 用地買収はこれからであり、まだ行っていない。
・ 用地買収はこれからであり、まだ行っていない。
・ 現在、調査・設計中である。3月までに案を作って提示する。
・ 工事は下流から行う予定である。
3. 河川環境基本計画について
<河川課>
・ 環境管理は、治水、利水に影響のない範囲で行う。
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<対策委員会>
*河川課の話の中では、河川法の中の治水、利水、環境の三本立ての、
環境の話が抜けていた。
環境の話が抜けていた。
*河川環境基本計画書は、他県では情報開示している県もあるが、
石川県はHP等に載せていない。河川課に存在を聞くと、
河川環境基本計画書については作っているので、
後日、調べていただけるとのこと。
石川県はHP等に載せていない。河川課に存在を聞くと、
河川環境基本計画書については作っているので、
後日、調べていただけるとのこと。
4.普正寺の森の掘削回避
<河川課>
・ 経済性も求め、最大の考慮をすると左岸を掘削せざるを得ない。
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<対策委員会>
*生物の重要さを認識していると云いつつも、見直しが一切行われていない。
*「中小河川における河道計画の技術基準」には明確に「既存の見直し等に適用す
る…可能な範囲で見直しを検討するものとする」とあり、これまで論議されてき
たのなら、それを教えていただき開示してほしい。
る…可能な範囲で見直しを検討するものとする」とあり、これまで論議されてき
たのなら、それを教えていただき開示してほしい。
*「中小河川における河道計画の技術基準」の文中の
「拡幅を行う場合に、河岸の河畔林など河岸の自然環境が良好なときには、出来る
限りそのような河岸を保全することが大切であり、そのようなときには原則とし
て片岸を拡幅する。」部分は、もっと質問したい部分であったが、はっきりとし
た返答はなかった。
限りそのような河岸を保全することが大切であり、そのようなときには原則とし
て片岸を拡幅する。」部分は、もっと質問したい部分であったが、はっきりとし
た返答はなかった。
*これまでの150m一辺倒の考え方でなく、生物に配慮した川幅なども考慮すべきと
要望する。生物に配慮することは、生物環境に合わせて少し計画と変わっても譲
歩するということだと思うが、その考えはないものと聞こえる。
要望する。生物に配慮することは、生物環境に合わせて少し計画と変わっても譲
歩するということだと思うが、その考えはないものと聞こえる。
参考(計画の早い段階であれば)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*100年に一度の設定ならば、段階的な工事としておいて様子を見、
洪水を免れないと判断すれば更に工事を行うという計画立案の手法もあった。
洪水を免れないと判断すれば更に工事を行うという計画立案の手法もあった。
*ダム建設時に、下流域の交渉も可能であった。
*右岸の工事前なら、左岸の在り方を考慮できたはず。
5.生物多様性に対する見解
<河川課>
・ 有識者による犀川推計流域委員会による審議を経て整備計画を作成し、一般
アンケ ート、野鳥の会も含め説明等を踏まえて行っている(2006年時の話)
・ アユの産卵のための汽水域の確保、アカテガニ、野鳥のための施策を考えて
いる。
・ 生物多様性を追求し、捨て石、斜面傾斜を考慮した工法を行う。なお、現在の
左岸は矢板とコンクリートにより構成され、生物が上陸するのは少し障害とな
っている。
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アンケ ート、野鳥の会も含め説明等を踏まえて行っている(2006年時の話)
・ アユの産卵のための汽水域の確保、アカテガニ、野鳥のための施策を考えて
いる。
・ 生物多様性を追求し、捨て石、斜面傾斜を考慮した工法を行う。なお、現在の
左岸は矢板とコンクリートにより構成され、生物が上陸するのは少し障害とな
っている。
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<対策委員会>
*今回の普正寺の森の生物多様性に対しての回答は、相変わらず納得できる説明は
なし。2006年に行ったアバウトな説明等を了解基準にしている。当時の野鳥の会
石川では、本件に対して幹事会で紹介されることも話題にされることもなく、合
意も承認もしていない。(当時支部長に確認済み)
これを了解と受けとるのなら、もう一度正式に、今の幹事会と協議してほしい。
なし。2006年に行ったアバウトな説明等を了解基準にしている。当時の野鳥の会
石川では、本件に対して幹事会で紹介されることも話題にされることもなく、合
意も承認もしていない。(当時支部長に確認済み)
これを了解と受けとるのなら、もう一度正式に、今の幹事会と協議してほしい。
*森の都愛鳥会に対してはこれまで何の説明も無し。
<当日に示した要求など>
1. 生物調査、生態調査、湧き水調査を生物に詳しいコンサルタントのもとで実施
して欲しい。<対策委員会>
して欲しい。<対策委員会>
A. <河川課>
・ 文献ベースで、調査を進めている。
・ (当方は、それでは不足と言ったが)検討するなど前向きの回答はなし。
・ (当方は、それでは不足と言ったが)検討するなど前向きの回答はなし。
2.知事に、普正寺の森の工事について伝わっているのか? <対策委員会>
A. <河川課> ・12月の議会の答弁の知事へのヒアリングの中で伝えている。
(それ以外は伝えていない模様)
3. 二年後は石川県で日本野鳥の会中部ブロック会議が開催される。中部10県21
団体の支部長たちが普正寺の森を訪れる予定である。生物多様性をうたって
いる石川県が、普正寺の森に対して野鳥や生物に対しての先駆的な対応をす
れば全国的に誇れるであろう。全国に誇れる対応を望む。<対策委員会>
団体の支部長たちが普正寺の森を訪れる予定である。生物多様性をうたって
いる石川県が、普正寺の森に対して野鳥や生物に対しての先駆的な対応をす
れば全国的に誇れるであろう。全国に誇れる対応を望む。<対策委員会>
A.<河川課> ・わかりましたとの回答。
以上
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